CellFarm(L)
概要
CellFarm(L)は全自動培地交換システムです。多彩な細胞株、培養容器に対応し、細胞培養の安定化に貢献します。
60mm、100mmディッシュ、SBSマルチウェルプレートでの培養に対応
最大360枚のプレートを搭載可能
プレートごとに培養容器、培地交換条件、画像観察のデータ、培地交換スケジュールを管理
1台あたり16枚/時で培地交換を実行
SCALEシリーズ乾熱滅菌機能付きCO2インキュベータを搭載
「CellShot」での細胞観察は観察画像に座標データをリンク
ディスポーザブル・チップの使用でクロスコンタミを抑制
制御ソフトウェア「AsuRa」による柔軟な制御とメンテナンス性を実現
残量制御機能により半量培地交換が可能
PlateSliderによる安定搬送とハイスループット化
2本を並列稼動することによる高速化とリダンダンシー(2多重性)を実現
各モジュールの競合やエラーによる搬送律速を最小にするため、追い越し機能を実装
各ポジションにプレートの在荷(着座)センサを実装し、確実な搬送を実現
プレートの落下事故を0%とするパドル搬送(底面を把持)
プレート(容器)内の溶液を揺らさないソフトな加減速
搬送エリアはISO 5(グレードA相当)のクリーン環境に維持
システム管理ソフト
システムの運転、停止を制御
ログインにて操作レベルの管理を実行
別のPCよりリモート操作が可能
培地交換プロトコル編集機能により、プレートごとにスケジュール及びプロトコルの作成が可能
デジタル制御及びデジタル表示
管理、運転機能により各モジュール(CellKeeper、CellShot、PlateSlider)を制御
各種環境パラメータを設定可能
システムログ機能(CRF21 Part11に対応)により稼働中のエラー、動作、及び操作ログを記録
TCP/IPを接続対応(別途、HOSTコンピュータが必要)により外部からのデータを取得することが可能
警報発報装置(温度、湿度、CO2およびO2濃度など)
メール発信機能(別途、HOSTコンピュータが必要)により電子メール等を使って警報等を発信することが可能